七香のお星様、今日の分は描き終わりました。
これからお昼ご飯です。その前に。
黄色の花の物語、修正と加筆を進めながら書き出した設定などを読み返しているのですが、ちょっと不思議なことに気付いて首を捻ってます。
オーリィードの実母ロゼリーヌなんですけども。
シュバイツァー伯爵家のご令嬢からウェラント王妃まで一足飛びしてるんですよね。
王妃にされる以前はオーリィードの実父オースティンと結婚して、長女シウラも産まれているのに。
ご令嬢と王妃の間の期間にあるべき『夫人』が見当たらないんです。どこかに書いた記憶もなくて、あれえ?ってなってます。
これが単純に私の誤認か認識不足によるミスなら修正するだけの話なんですが、どうも『こういう認識』でも間違いではないみたいなんです。
というのも、シュバイツァー伯爵家の家督を継げるのは時の第二王女アルストロメリア直系の血を継ぐロゼリーヌだけで、ロゼリーヌはシウラを産んでもまだシュバイツァー家を継いでいないからです。
そして、ロゼリーヌはシュバイツァー伯爵となることが決定しているので、オースティンはヒューマー伯爵家からシュバイツァー伯爵家への婿入りという形になります。
オースティンがヒューマー家の名前を継げない以上、ロゼリーヌは『ヒューマー伯爵夫人』になれません。
『シュバイツァー伯爵家の庇護下にあるご令嬢としてオースティンと結婚しているから、夫人とはならない』
多分これが、黄色世界的に正しい認識なんだと思います。
となると、ロゼリーヌには伯爵家を継ぐまでの間用に仮の地位が与えられていてもおかしくない筈なんですが。
そんなこと書いてあったかな……。
家名を継ぐ=家名の庇護下にある
じゃない所が絶妙にややこしい。
ゴチャついてるままだと変な所で誤表現しそうだし、整頓しなきゃです。
【加筆編集】
やっぱり黄色世界でも儀礼称号のようなものが適用されている可能性ありです。
ロゼリーヌは法的にも貴族の扱いを受けているため『儀礼称号=法的には平民』な現実の仕組みとはちょっと違いますが。
シュバイツァー姓を名乗ってフリューゲルヘイゲンの王族と同じ学園に通っていたことから、ご令嬢時代のシュバイツァー姓はニ国に与えられた家名や爵位ではなく、同名の下位爵なのかもしれません。
辞書には同名は避けると書いてあった気がするので、これは黄色世界特有の制度かな。
紛らわしい……。