そろそろ誰を書いたかわからなくなってきたキャラファイル。アプリでもカテゴリーを分けて閲覧できれば良いのですが。頭の中の人物が多すぎるから……。全日記タイトルをスクロールで確認してから書いていますが、重複してたらとりあえず笑っておこう。
シウラは黄色の花の物語に登場する主人公の実姉。
生まれて間も無く実母ロゼリーヌがゼルエスの後宮に封じられてしまったことから、安全のために実父オースティンの実家ヒューマー家に預けられて育った。自身の家族に関する真相はシウラ本人も幼い頃から聞いて知っているし、愛情たっぷりに育てられたので、あまり気にしていない。
ヒューマー家を継いだオースティンの弟、その娘でシュバイツァー姉妹の従妹ミウルとは仲が良い。
本来ならシュバイツァー伯爵家の一員としてシュバイツァー姓を名乗るべき血筋だったが、ロゼリーヌが家名を正式に継げなかった為、シュバイツァー姓を名乗ることは法的かつ二国間条約的に許されていない。
よって、本名はシウラ・ルーヴェル・ヒューマー。
問題解決後はベルゼーラ王妃となるので、シウラ・ルーヴェル・フロイセル。
と、上記は小説版のシウラです。
原案の走り書き漫画もどきのシウラは生まれ育ちは変わりませんが、リブロムやゼルエスの目的は一切聴かされていないので、リブロムに目を付けられたミウルを護りたい一心で、リブロムを嫌悪しながらも自ら本物の愛妾になっています。
漫画版リブロムは悪に振り切っているせいで、オーリィードにそっくりな気が強い眼差しを持つシウラに手出しすることに躊躇いがありません。むしろオーリィード本人ではないからこそ躊躇わなかったのかも知れませんが。もう、自分を大々的に討ってくれるなら誰でも良いやと拗ねていた可能性も大いにあり。
そんなリブロムの心中など、目的を知らないシウラには察知できません。ロゼリーヌとも早い段階で遮断されたせいで狙いの推測もままならず。ひたすらミウルを護る盾としてリブロムを妨害していました。
オーリィードがリブロムを討った後は、リブロムの子供を理由に女王として担ぎ上げられたミウルを補佐する為、終生従妹夫婦の傍らに残り続けました。
小説版、あの結末になって本当に良かった。グロテスクで泥沼が過ぎるんだもの、漫画版。いえ、漫画版も全部書き出していた訳じゃないから意外な救いもあるのかも知れ……無いですね。オーリィードがリブロムを討伐すると決まっている時点で誰にも救いが無いのは確定してました。
オーリィードだって結局は『ーネタバレ防止機能発動ー』した訳ですし。
悪意と悪知恵で他人に迷惑を掛ける悪人は別として、みんなが幸せになれる世界のほうがよっぽど良いと思うんですよ。
理想論・絵空事・綺麗事上等!!