梅見月ふたよの創作系裏話

創作物に関する独り言を連ねる日記帳

振り返るのが怖い初期作 ネタバレあり

本腰を入れて勉強して投稿して本編を完結させた人生初の小説は『逆さの砂時計』ですが、逆砂より前になんとなく書いて公開していた未完結の長編小説があります。

今は修正の為に非公開にしている『ひとり』という全年齢対象のハイファンタジー作品です。

 

風の神族第五神殿の巫女姫リーリンが日課の薬草採取から戻ってくると、最高位の力を持つと言われる月銀色の髪の魔族によって、神殿が破壊・炎上していた。

応戦の構えも空しく返り討ちに遭い、殺されてしまったかと思ったのだが、何故か赤い液体の中に身体を沈めた状態で意識を取り戻したリーリン。

状況を理解できないまま覗き込んだ水面では、片目だけが生来の金色から紫色に変わっていた。

神殿を襲った月銀の魔族の目と同じ、紫水晶のような色の目に。

 

といった始まりだったんですが、当時は文章の勉強も漢字の意味を調べたりもせず、まさしく日記感覚で書いていた為に後々読み返してみたら表現的矛盾満載で、呼吸が止まるかと思いました。

数年前の話です。

よくよく考えてみると、表現的矛盾の理由は単純に言葉足らずだったんじゃないかと思うんですが、なんと言いますか

 

もう、読み返すのもキツい。

恥ずかしくて息の根が断絶されそう。

 

一から書き直したほうが心臓に優しい気がします。

けれどこの作品、逆さの砂時計や黄色の花の物語以上にキャラクターが多くて話が複雑、そして長い。

全三章〜五章(二章分は不確定)の構成で、章ごとに主人公や舞台となる大陸が異なります。

 

第一章の主人公リーリンは、風の神ルクセラに力を与えられた風の神族の孤児。目の前で魔族に両親を惨殺された後、第五神殿の代表者ティアに拾われて神族の力を開花させた、代表者代理を務めるそれなりに偉い人です。市議会の副代表くらい。

 

これ↓は発掘した過去絵。

第一章の後、魔族との二人旅を始めたリーリンの姿を描いています。

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これ↓はツィッターにも載せた過去絵。

第一章が始まる前の、日常的な光景を描いています。右がリーリン、左がティア、真ん中の大根を背負う男性はティアの弟(だと思わされている)神官カイリ。
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リーリンは私の頭の中に居る人の中では一番可愛い容姿で言葉遣いも礼儀正しい女の子なのですが、性格はわりと攻撃的で、風を自在に操る神力の他にも体術や薬術に長けているスーパーレディ。

本気で戦えば、魔王の配下クラスとも渡り合えます。本気で戦えば。

その上、第一章の時点で風の属性には含まれない『蘇生能力』を獲得し、世界中から注視される存在になってしまいます。

結果第三章の終わりくらいで魔王に拉致され、リーリンと神殿を襲った月銀色の魔族エゼル、第三章の主人公ミルシィと、ルクセラを含む五柱の神々と魔王との、過去の因縁が明かされます。

 

そこに辿り着くまでが長い。異常に長い。

現時点でも中間部分の全部は見えていません。

よって、少なくとも黄色の花が全完結するまでは手出しを控えます。

発掘した過去絵が懐かしかったから、つい書いてしまった。

 

今日はここまで。