梅見月ふたよの創作系裏話

創作物に関する独り言を連ねる日記帳

連載式『THE・逆転 前転IV』を投稿します

今夜20:00、α様にて公開します。

 

こんにちは。

私が突然長い間黙り込んだら、大抵は

  1. 家の都合でネットに手が回らない
  2. 私個人の都合でネットに手が回らない
  3. 通信(作業)環境の不具合
  4. 体調不良

……の、どれかです。今回は3と4が重なりました。

今使っているiPhoneが近々サポート対象外になってしまうようなので、買い替えを余儀なくされたのですが、買い換えるほうの機種が在庫切れとのことで、もうしばらくは今のまま続けられそうです。変えた時にはまたモタつくかもしれませんが、もしかしたら今月いっぱいは猶予がある、かも。

 

体調不良は風邪です。単なる鼻風邪。姉上からうつされて何年ぶりかの高熱を出し、獣みたいにゔーゔー唸りながら、ベッドでのたうち回ってました。

今は咳止めと炎症を抑える薬で保ってますが、悪化したり良くなったりの波を漂ってる感じです。快方に従い投稿速度も上がっていく? と良いな。

 

今夜更新の内容は、お兄ちゃん登場! です。

ダンデリオン=グローリアの複雑な感情、その中でも彼女が自覚し切れていない部分に焦点を当ててみました。

この辺り、改稿前の本文を投稿した時にブログでネタバレ要素として書いていたような気がします。記憶違いかもしれませんが。後で確認してみます。

 

ネタバレ防止の為に詳細は伏せますが、改めて書き出してみると、やっぱりそうだったんだという気持ちになりました。こういう切り口で見れば、恋愛感情に対して非常にドライな面を持つダンデリオン=グローリアが、腹黒だけど大らかな一面もあるダンデリオン=グエンに惹かれたのも必然だったと分かります。

ダンデリオン=グローリアは自分に枷を付けすぎていたんですよ。渡された手錠の半分は自分に付けることが当たり前で、その他に選択肢があるなんて考えてもいなかった。だから、尖った山の天辺に一人で置き去られた子供みたいな弱さを自覚できていない。

傍にダンデリオン=グエンが居て良かったねぇと、しみじみ思います。そうでなかったら、ダンデリオン=グローリアは静かに壊れてたんじゃないかな。そして、他人を思いやる気持ちはあっても理解はできない、システマティックな人形になっていたでしょうね。

そんな彼女に、万が一ルビアが惹かれたとしても、他人の気持ちを理解できないダンデリオン=グローリアは、決してルビアの心を受け入れない。

ダンデリオン=グエンが居たからこそ、プライベートビーチで戯れる夫婦が誕生したと言えます。

未来の三人夫婦は仲良し? で、なにより。

 

今日はこれからカレーを作ります。

今朝になってようやく紅茶の匂いが判別できるようになったので、ルーの味を楽しみにしていたのです。

美味しいご飯が人生の支え。

 

では、また。

 

【編集追記】

↓ありました。これです。コピペ。

 

ハインリヒ本家を筆頭にした初代宰相の血を継ぐ影の一族には総じて苦労性な所があるので、面識が無くても一目見ればなんとなく分かり合えるらしい。

 

『王子として育てられたダンデリオン=グローリアも、ハインリヒ家の長男グリューエルと対面したばかりの頃は友好的な何かを感じ取っていたのだが、堅物故に自覚も無く突き放してしまったグリューエルの態度で踏み込めないと悟り、自ら線を引いて離れた』

 

以降ダンデリオン=グローリアにとってグリューエルは一臣下の枠を出ず、物語の真相を知ってからは怒りと憎しみを向ける対象となり、命懸けな兄妹喧嘩の後は憎しみの矛先を外した。憎しみが綺麗さっぱり無くなった訳ではないけど、事あるごとに噛みつくほどでもない程度に収まっている。

 

文章にすると、たったこれだけのことですが、今回の内容は『』の中に籠っている感情に焦点を当てています。

もしこの頃のグリューエルが「仕方ないな」と微笑を浮かべて頭を撫でていたら、ダンデリオン=グローリアの人格は変わっていたかもしれません。