梅見月ふたよの創作系裏話

創作物に関する独り言を連ねる日記帳

逆さの砂時計『解かれる結び目IV』を投稿します

今夜も夜8:30公開です。

今話のマリアは、事前の打ち合わせとか一切無しで突然バンジージャンプの飛び込み台に無理矢理登らされたような心境でしょうか。

私も唐突なバンジージャンプは嫌です。ああいうアトラクションに対しては絶対の信頼を置けないタイプなので、生まれてこの方一度たりとも近寄ったことはないし、近寄るつもりもありません。ジェットコースターすら嫌。

そう思うと、神々って本当に酷い。

 

そして誰もいなくなった、を読み終えました。

 

↓↓ネタバレ注意↓↓

前々から薄々感じていたのですが、私には『他者への共感力』というものが決定的に欠如しているのかもしれません。

まず、登場人物を覚えられない。

誰がどの職の人だったかも結び付かないし、過去の話とも結び付かない。

それでもとにかく話を追っていくけれど、特に最後の二人の、最後の行動が理解できませんでした。

何故自殺を選んだのかも解らないし、何故彼女の言葉通りに死体を引き揚げようとしたのかも解らなかった。殺人犯が居ると分かっていた島で二人きりになったら、それは二人共お互いを疑うでしょう。

彼は武器を持っているんだから瞬時に自衛行動に移れた筈です。何故、自分から殺人犯と確定した相手に隙を見せるような真似をしたんでしょうか。

いくつものピンチを切り抜けてきたというわりに、ちょっと迂闊じゃないかなあと思ってしまいました。

 

私には読書の習慣があまり、ありません。

習慣がないというか、そもそも文章作品は読めなかった人間です。

近年になってようやく少しずつ読めるようになりましたが、それでも大半は文章を目で追いかけるのが精一杯で、頭の中に映像が浮かぶほど熱中できた作品は100もありません。

そして誰もいなくなった、も文章を追うので精一杯でした。

こんな私でも、何度も読み返せば、いつか人物の心境を理解して行動の一つ一つに共感できるようになるのでしょうか。

そして、これを書いている今も登場人物の名前を思い出せません。

人間としての限界を感じる。

 

自分にがっかりしつつ、また明日。