梅見月ふたよの創作系裏話

創作物に関する独り言を連ねる日記帳

逆さの砂時計『解放』を投稿しました

とあるサイト様のアプリを使って縦一行34文字で書いています、とX(ツィッター)で呟いた理由が、この話の後半にあります。

書くアプリのプレビューや、読むアプリで見ると、セリフが丸々1ページ分、空白も無く埋め尽くしているのです。

長い。とにかく長い。

分割したほうが良いとも思ったんですが、ひとりは会話できる状態じゃないし、一人は状況についていけてないからツッコミも入れてられないしで、どうにも手の加えようがありませんでした。

しかも、今回の話は序の口。ストーリーが進むほどに長文率は増していきます。外伝は特に怒涛の文字数です。実数はともかく画面の占有率が凄まじい。

今回の改稿で言葉選びや段落の付け方を変えて占有率を下げるつもりではいますが、多分激減することはないです。

だからせめて、(私が知る限り)iPhone版ならこうすれば視覚的には読みやすくなります、と宣伝させていただきました。Androidタブレットではどうにもなりませんでした。Androidスマホは現在使っていないので不明。パソコンも持ってないので不明です。

 

各環境で設定を弄ってまで逆さの砂時計を読んでくださいとは言いませんし、言えませんが。

この『縦書き一行34文字で見える画面設定』という情報が何かしらのお役に立てれば幸いです。

 

それにしても『……』はどうしたら縦書きになるのか。使わない方向に持っていくことも可能ですが、個人的にはやっぱり使いたいので、なんとか直す方法を見つけたいです。

iPhoneのアプリで編集した文字がAndroidタブレット経由のサイト様で文字化け起こしていたりもしますし、機種依存も関係してる気はするんですが、機械音痴の私には仕組みなんてさっぱりです。地道にいろいろ試していきます。

 

ストーリーとしては、ようやく半歩進展しました。

ロザリアが地の文でロザリア本人を指して『私』と言ったり『自分』と言ったりしてたので、メタ的に『私』で統一。

後々のクロスツェルも地の文で『私』と『自分』を両方使いますが。語りかけ口調の時は『私』、状況を俯瞰している時は『自分』と、一応使い分けている為、修正はしません。

 

逆さの砂時計に登場する人物達は、大体口が悪いです。悪口も罵倒も平気で吐きます。

それは逆さの砂時計の世界が『戦中戦後』だからです。

にこにこ笑いながら丁寧な口調で相手を気遣う言葉だけを選んで優雅に理知的に、なんて平和な余裕は、この世界には、無いわけじゃないけど、滅多にありません。上も下もいつだってギリギリだし、誰もが自分と自分の周りだけでいっぱいいっぱい。

暴力が平然と横行する世界でお上品な振る舞いをしている人間なんて、大半が暴力を振るうか、振るわせてる側です。

ロザリアやベゼドラは頻繁にバカバカ言いますが、そこに侮蔑的な意味合いはありません。あれはただ単に育った環境の問題で言葉選びが悪いだけです。

ニュアンスとしては、理解できない物事や思想に対して、なんでそうなるかなあ? とか、そうじゃないだろ! とツッコミを入れてる感じでしょうか。

必ずしも『バカ=愚弄』ではない、という話でした。

 

今日はここまで。

おやすみなさい。