梅見月ふたよの創作系裏話

創作物に関する独り言を連ねる日記帳

黄色の花の物語、第八話を修正しました

今回の修正では、グリューエルの名前が判明する時期を早めました。

修正前だと、オーリィード達が決断するまではヘンリー兄妹も自分達の身の振り方を定められないし、場合によっては、オーリィード達を消したほうが良いと考えるかもかも知れないフィオルシーニ皇国の刃から守る為に、正体を明かさないまま撤退する可能性もあったので、この時点ではあえて、グリューエル達が意図的に明かさなかったのですが。

結章本編は全て公開済みだし、起・承・転の各章を読んでいない方には分かりにくい部分だと判断して、メタ的にいじりました。

ごめんね、グリューエル。だけど、第八話の時点で明かしたほうが、後々の説明も少し分かりやすくなるんだよ。後半には怒涛のタネ明かしが控えているからね。分散できる情報は分散しておきたいんだ。

 

第八話の隠し要素は、オーリィード達にくっついて来たレクセルの視力と脚力です。

彼、灯りになる物を持ってないんですよね。

オーリィードも、短剣しか持ってません。

オーリィードはまだ分かります。途中まで殺気を追いかけて、途中からは先回りできる場所を走っていただけですから。

でも、レクセルは違います。

レクセルは、突然出て行ったオーリィードを心配して追いかけているだけなんです。当然、何が起きてどこへ向かっているのか、なんて知りません。ただ、よく知らない土地、暗い視界の中で、屋根の上を飛び回ってるオーリィードの背中を追いかけていただけ。

……化け物ですか?

相手は素早さを売りにした元騎士だというのに、特別鍛えていたわけでもない文化人のレクセルが追いつけるとか、ちょっと信じられません。

でも、彼はやってのけちゃったんですよね。恐ろしい話です。そして、そんな彼に気付いていたグリューエルの余裕たるや。

黄色の花の物語、体力お化けしかいない説を提唱します。

 

今日はここまでです。

土日は家を空ける時間が長くなる傾向があるのですが、明日はどうなるか分かりません。とりあえず、空き時間は作業できると良いなと思ってます。