梅見月ふたよの創作系裏話

創作物に関する独り言を連ねる日記帳

黄色の花の物語、第六話を修正しました

第六話に隠し要素はありません。

オーリィードの過去を噂で知ったレクセルが慌てて食堂へ戻り、メイベルに話を聞いた後、落ち込んでいる様子のオーリィードに詰め寄って拒絶された。

という話です。

最後の急展開は、次回への引き。第七話、第八話で、ようやく転章ともちょっとだけリンクします。『ヘンリー』を違う国の読み方にすると『ハインリヒ』になる。そう説明する前に気付いて、しかも転章を読み、登場人物のフルネームを覚えていたら、リンクします。『シュバイツァー』と『シュバイツェル』が似ていると感じていたら、第零話からもすでにリンクしていたことになるのですが。

 

第六話のレクセルは、第五話の女性二人から、ゼルエスが既婚者のロゼリーヌを後宮へ封じた事、逃げ出したロゼリーヌを捕らえて王妃に据えた事、その際にオーリィードの実父を亡き者とした事、赤子だったオーリィードを後宮に入れて養女として育てさせながら、後々宮殿に閉じ込めて愛妾のように扱っていた事、サーラとオーリィードは異父姉妹にあたり、リブロムが愛妾にすると公布されたシウラはオーリィードの実姉である、といった事を聴いています。

注意すべきは、これらはゼルエスが意図的に流した噂であるという点。

ゼルエスとしてはオーリィード達に反抗してもらいたかったので、噂の内容は総てゼルエスへの非難に繋がる内容へと一部悪意を強調しています。オーリィードがサーラやアーシュマーを護ろうとして自ら閉じこもっていたことは知られていません。同意の上だったと思われたら、国民に反感や不安を植え付けられませんから。

だから、この時点でのレクセルの認識は「オーリィードは昔、宮殿でゼルエス王に拘束されていた」です。

 

こうやって振り返りながら書いていると、複雑すぎて後半のどこかに表現的矛盾が生じているような気がしてなりません。自分ではちゃんと書いているつもりだったから余計に不安です。分かりやすく書き直せば良いだけなんですけどね。

 

あっという間にお昼です。

今日はここまで!

明日も引き続き修正です。