梅見月ふたよの創作系裏話

創作物に関する独り言を連ねる日記帳

黄色の花の物語、修正と更新をしました

今日は、結章の第一話を修正して、最新話の『夏の思い出 VI』を更新しました。

 

第一話の隠し要素は、『標高が高く森林を多く抱えて海とも縁遠い内陸にある王国の市場が国際色豊かである』という事です。

剣士や騎士が活躍するオーリィード達の時代に、鉄道や飛行機や自動車などはまだ存在していません。少なくともウェラント王国があるバスティーツ大陸には、船かボートか馬車か馬か、くらいしか普及していないのです。

なのに、いくつかの水源地となれるほど高地にあって他国との交流はあまり活発ではなかっただろうウェラント王国の市場が、何故か国際色豊かだという違和感……伝わっていたでしょうか。

これはもちろん、マッケンティアの小説が作り出してしまった状況です。遠回しなヒントの提供でした。

ちなみに、『スキップジャックツナ』は『かつお』。『バスタードハリバット』は『ヒラメ』です。メイベルが作ろうとしていたのは『鮃の煮付け』でした。美味しいんですよね、鮃の煮付け。生姜は絶対欠かせません。

 

『夏の思い出 VI』では、グローリア=シュバイツァーが察していた『おとり捜査』の内容が、グエンの視点でちょっとだけ明かされます。所々にグエン達の目的を紐解くヒントを散らしてありますので、ぜひ解読してみてください。

今回のガーネット、妙に可愛いです。もしかしたら、ダンデリオン=グエンが近くに居ないと普段からこんな感じなのかもしれません。可愛いです。

 

今日はここまで。

また明日の朝、第二話を修正する予定です。

では、おやすみなさい。