梅見月ふたよの創作系裏話

創作物に関する独り言を連ねる日記帳

黄色の花の物語、第零話を修正しました

冒頭からやらかしてました、侍女とメイド問題。

ウェラント王国とフリューゲルヘイゲン王国はメイドで統一し直さないと私自身が混乱するので、以降も見かけたら直していきます。

それから、ウェラント王国では寝台、フリューゲルヘイゲン王国ではベッドだったのですが、これも紛らわしいのでベッドで統一していきます。

 

『鳥籠に咲く花』ではリブロムの性格を隠し要素にしていましたが、第零話にもゼルエスの性格? というかオーリィードへの罪悪感のようなものを隠し要素にしています。語り口がオーリィード目線になっているし、後々の挿絵が引っ掛け状態になってしまったので、こちらは気付かれなかった方のほうが圧倒的に多いと思います。多分。

何故、ゼルエスが語っている時、オーリィードを『背後から抱き締めて』いたのか。

オーリィードの顔(目)を見るのが怖かったからです。

オーリィードは他人の感情に対して鋭敏なところがある子供でした。ゼルエスの感情も薄っすらと読み取っていると感じた出来事があり、それ以後ゼルエスがオーリィードを正面からまともに見れたのは、大切な人達に害が及ぶかも知れないと危惧したオーリィードが自分からゼルエスにすがりつく時か、オーリィードが気絶ないし眠っている時、眠りかけている時だけです。

オーリィードを抱えたゼルエスの絵は、正しくは『気絶しかけているオーリィードを抱えたゼルエスの涙』を描いた物で、あの瞬間のオーリィードはゼルエスの涙など見ていません。頭部になんか落ちてるなとぼんやり感じていたのが、レクセルの涙や態度と重なって「あの感触は涙だったのか」と気付くことになります。

つまり、ゼルエスが本心を見抜かれることを恐れて直視を回避していた為、オーリィードには事実としてゼルエスの涙や悲しげな態度は見えていなかったのです。この辺り、心情と実際の表現が難しくて、ごちゃついてないかちょっと心配です。

こうして書いていくとゼルエスが心を持った普通の人間に思えてきますが、やってる事は極悪犯罪ですからね。事情があったからと言って看過されて良い事は何一つ無い。頭が良いバカって聞いたことある言葉ですが、ゼルエスを一言で表すなら、まさにコレ。ゼルエスは頭が良いバカです。もっと利己的に生きていれば良かったのに、可哀想なおバカさん。

 

今日はお仕事無さそうなので、朝ご飯を食べたら最新話を書きます。そろそろアップしたいです。頑張ります。