梅見月ふたよの創作系裏話

創作物に関する独り言を連ねる日記帳

黄色の花の物語、今夜20時更新予定です

編集ボタンを押したつもりが投稿してしまうミス。

失礼しました。

 

今回の話は、前回の裏話になります。

情報量が多すぎて説明を書いているのか小説を書いているのか、途中で頭を抱えてましたが、なんとか形にはなった筈です。多分。

間に合えば挿絵付き。

間に合わなければ後日追加予定です。

 

今回、サーラに重大な弱点?と言って良いか分かりませんが、ウェラント王国の女王としては完全にアウトな点が発覚します。

今までは書いている私自身も、もしかしてそうなのかな?くらいにしか思ってなかったことなので、作者も知らなかったと言って良いかと。

この点に関しては三千字程度書いてから、説明だと思われる部分をバッサリ切り捨てて事実と匂わせだけを残しました。

総数一万字をヒョイっと超えてしまったので。

読み切りの縛りがあると、どうしてもこうなってしまうようです。しかもまたフラグ回収になってるから読み切り短編じゃないですし。タグとカテゴリでグダグダ。

 

サーラが周囲の人に隠し通していた弱点、オーリィードやロゼリーヌは知りませんが、リブロムとルビアは知ってます。レクセルはどうだろう。なんとなく察してるくらいかな。

 

 

↓ここからはネタバレです。ご注意ください↓

 

 

リブロムは、ベルゼーラ軍の宮殿制圧直後にサーラの身柄を確保した時から知っています。

王妃の寝室に押し込まれことがきっかけで重度の発作を起こして死にかけ、なんとか落ち着かせた後もストレスから度々呼吸困難になっていた為、以後は眠らせ続けて意識を守っていました。レジスタンスが助け出した時にボーっとしてたのはそのせい。

レジスタンス壊滅後に意識を操って過去の情報を聞き出そうとした時も、オーリィードがゼルエスに襲われる辺りで過呼吸の前兆が見られた為に中断。

ただし、過呼吸の前兆に関しては、サーラにも自覚は無かったようです。目の前にリブロムが居たので、怒りで自分の状態に気付かなかったらしい。

 

ルビアは、ガーネットとしてサーラの寝室に潜んでいた時。

リブロムの過去と真実の一部を知って自分に害が及ぶことは無いと分かっていたものの、その後はどうするのかと考えてしまい、何度か軽度の発作を起こしていたもよう。

ベッドの紗を取っ払っていたのは、突然間近に立たれるのが怖いから。だったらしいです。

 

発作を引き起こすきっかけは、女王の義務を果たすべきと考えることそのもの。考えただけで発動するので、実際にそんな場面になったら確実に心臓が止まります。

オーリィードの痛みを考えれば、怒りとか憎しみのほうが勝って行動の原動力になるんですが。

それが自分の務めだとなると、途端に不安や恐怖や絶望感に襲われて呼吸できなくなるようです。

本編終了後ベルゼーラの兄弟王子のどちらかがフリューゲルヘイゲンへ行くまで、リブロムの言葉でどうにかならないかと相談、試していましたが、発作後の回復を少し速める以上の効果は得られず。

姉として妹の側に居ることも許されず、女王としても役割を満足に果たせない自分を、サーラは人知れずずっと責めていました。

だから、今回の話の終着点は、他にどうしようもなかった、です。

異父姉妹にトラウマを植え付けたゼルエスの責任はどこまでも重い。

 

これから最終チェックに入りますが、書いてる私もハッキリ分かってなかっただけあって、どこかに表現で矛盾が出ているかも知れません。

また全体に直しを入れるはめにならなければ良いのですが、とりあえず書いてきます!