梅見月ふたよの創作系裏話

創作物に関する独り言を連ねる日記帳

アプリで更新 ネタバレあり

おはようございます。

昨夜の内にアプリをダウンロードしたかったのですが、諸事情により朝一番のダウンロード。

とりあえずアプリの使い心地をお試し中です。

文字の大きさは変えられないようで。

遊び心は入れにくそう。

画像投稿はカメラマークを使えば良いのかな?

 

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おお! 無事に貼れました。なにこれ、すごい楽。

こちら、現在はてなさんとは違うサイト様で連載中の大人向け小説から、主人公・オーリィードをイラスト化した物になります。

今はツィッターのアイコンにも設定中。

 

ついでなので、オーリィードについての溢れ話を。

 

オーリィードは、ウェラント王国の後宮で王女の異父姉妹として育った貴族のご令嬢。

後に国軍入りして兵士に、兵士から手柄をコツコツと貯めて宮廷騎士団の隊長へと出世した女性騎士です。

 

彼女の髪型は、他人に整えてもらったせいでちょっと複雑な形。

ハーフアップからのサイド縛り、後に髪留めを通していない後ろ髪をバッサリ落としました。

なので、このサイドを解くと全体的にまばらな感じになります。

 

元々は腰まで届く長さだったのですが、国軍入隊時に(短くしたほうが良いかもしれない、でも切りたくない)と悩んでいたところ、同僚の男性兵士・アーシュマーが(これくらいなら気配を読む訓練にも使えますよ)と提案して赤い髪留めをプレゼント。

以降、この形で定着しました。

 

髪留め、絵にする度に大きさが変わって見えるので厄介です。

素材は擬似ガラス。

一部がスライドのはめ込み式になっていて、真ん中の穴にあらかじめ紐で縛っておいた髪束を収めてから、外しておいた部分をはめ込む仕組みになります。

穴の中には小さな突起が円状にずらりと並んでいて、それがずり落ち防止の役目を果たしています。

見た目だけだと、ただの丸い物体にしか見えない。

 

この辺り、1998年頃から走り書き漫画もどきとしてはちょくちょく描いていたにも拘わらず、小説として書き出すまでは、描いている私にも具体的にどこがどうなっているのか解ってませんでした。

そもそも小説と走り書き漫画もどきでは展開が違い、髪留めのエピソードは『オーリィードまたはアーシュマーが過去を振り返らない限り出て来ない内容』だったので、何があっても前進しかしない走り書き漫画もどきだけでは、私でも知り得なかった情報なんですよ。

私は、キャラクターが語る以上も以下も正確に把握できない人間なので。

だから、サイドだけを縛ってるようにしか見えない絵もあったり無かったり。

 

ちなみに、小説はハッピーエンドの恋愛特化。

オーリィードの旅の同行者・レクセルが、オーリィードよりも先に行き先を示した場合の世界線です。

走り書き漫画もどきは、……なんて言うんでしたっけ。他人から見れば不幸だけど、本人達は納得してるエンド。

ジャンルも恋愛ではなく、多分、大河ドラマ系。

とにかくオーリィードが突っ走って巻き込まれて解決して、レクセルが必死でそれに付いて行く話。

 

小説では真相の鍵を握る重要人物達がウェラント国内で説明してくれた事情を、漫画もどきでは、ほぼ全て、国外に脱出したオーリィード自身が実体験を通して理解していきます。

記憶喪失になったり、その状態で行方不明になったと思ったらウェラントの王城に貴族の養子として現れたりと、精神面の弱さではどちらも変わりないですが。

 

分岐した理由は、漫画もどきのまま小説にしたら、私が死んでも完成する気がしなかったから。

あと、ハッピーエンドにしてあげたかったからです。

漫画もどきの悲惨さは小説の比ではありません。

小説でオーリィードを助けてくれたフリューゲルヘイゲンは、漫画もどきだと悪役の男性・リブロムのせいで出て来ませんし、清廉潔白な聖母はどう見ても悪者にしか見えない立ち位置に居ます。

救いがあるとしたら、異父姉妹の王女・サーラとオーリィードが村人として静かに暮らすエンドだった事だけでしょうか。

漫画版もいつかは公開するつもりでいるのに、めちゃくちゃネタバレしてる。

 

という訳で、今日はここまでです。