どんなに遅くても昨日のうちには更新しよう! と、意気込んで黄色の花の物語と向き合っていたのですが、目標達成できませんでした。悔しい。
場面自体は見えているのですが、それがどうしても文章になりません。
例えば、下の写真。
散歩中に自分で撮影した物です。
私が脳内で見ている映像とは、これよりもっと解像度が高い時もあれば低い時もあり、人物しか見えてなかったり、たまにモノクロだったり、電波状態が悪くて画面が乱れたアナログテレビみたいになっていたり、飛び飛びで明らかな中抜けを起こしていたり、音声だけが聴こえていたり、見えない時は電源を落としたように真っ黒あるいは真っ白です。
基本的に『頭の中にあるこれらの映像の連続を物語として絵や文章に直した物』が、私の創作です。
上の写真には、散歩中に自分で撮った、以外の説明や解説などありません。私の頭の中の映像も同じく、登場人物の行動を追いかけるか、登場人物同士の会話から、『これがどこで、どういう状態で、どんな理由でこれを見ているのか』などを知る、もしくは推察するしかないのです。
で、この映像を漫画や文章化する為に、一時停止したり、早送りや巻き戻しをしたり、視点を変えてみたり(写真でいうと、右上の木の下から、橋の上でカメラを構えた自分を見上げている想像など)で場面や一箇所を注視していると、映像や音声はどんどん掠れ消えていきます。大抵の場合は、時間を置くとまた見えるようになりますが。
今の私は『写真(映像)の内容を表現する為に、どこからどこまでを描けば良いのか』で迷っている状態です。
この写真を撮るまでの経緯から描こうとすると、「いや、必要かな? それ、ただの説明文じゃない?」と首をひねる自分に止められる。
この写真に映っている内容を描写しようとすると、「いや、それで伝わるかな? 情報不足というか、行動の意味が通じないんじゃない?」と、やっぱり首をひねる自分に止められる。
物語の全体性が失われて、構成がバラバラになっている……まさに文章版ゲシュタルト崩壊。
立て直す為に全体を俯瞰する所からやり直していくので、次の更新までにはもう少し掛かりそうです。
様々な理由でボツにした、改訂版の改訂版描きかけ漫画。
オーリィードの髪留めは、目の大きさと同じくらい、手のひらで握り込める程度です。絵に描く時は、気を付けていないと際限なく巨大化する髪留めが一番の難敵かも知れません。しかも、まん丸だから歪みが目立つと悲惨です。なんて厄介な髪型なのか。エピソード的にはよくある話みたいだし、漫画版は髪型を変えてしまおうかしら。
正直、漫画版の意地っ張りなオーリィードなら、変えたほうが彼女らしい気がしています。小説版の彼女なら絶対に変えませんが。だからこそ、漫画版はハッピーエンドじゃなかったのかも知れない。小説版では、どうか皆と笑顔で幸せに。
その為に、今日も一日張り切って参ります。